どーも、幸池です。
昨日、14日の土曜に仕事が休みだったので、職人の工房へ遊びにいってきました。
その職人とは塗師や研ぎ師ではなく、箸の元の木を仕入れて、その木を2本の箸形状に加工する、木地職人です。
箸は、まず板の状態で数年天日で乾燥させ、それを蒲鉾板状に加工してから、更に1cm角の棒状にして、その後
みなさんの知っている形になります。(本当は、棒状になるまでにもっと工程があります。)
始めの板から塗師の工場に行くまでに数年かかる事は、ほとんど知られていない話。木地職人がいないと、この業界は成り立ちません。
各社、素晴らしい企画商品がありますが、それは木地屋があっての話。箸1膳が売り場にいくまでに、数多くの職人に手掛けられています。
これからも、若狭塗箸産地営業マンとして、表に出ない関係各所の職人の思いも一緒に皆さんに届けられたらと思います。