こんにちは、山下です。
今年は「残暑」を感じることなく、秋らしくなってしまいました。
これから雪の季節に向かっていくかと思うと、「ゾッ!」とします。(寒いのがほんまに嫌 (-_-) )
さて、夏から秋にかわり、日常でもいろんな節目があると思います。
小学6年生になる甥っ子の話になりますが、3年生から始めた少年野球が夏の大会を最後に終了しました。
はじめてユニホームに袖を通した時の、嬉しい気持ちと恥ずかしい気持ちが入り混じったような笑顔はとても印象的で、今でも頭に浮かびます。
当然、練習は楽しいことばかりではなく、つらいことも悔しいこともあり、泣くことも沢山ありました。
(練習から帰ったあと、眠気が最高潮に達して今すぐにでも寝たいのに、宿題が終わっていなくて泣きながらしていた日もありました(笑))
そんな3年間もあっという間に終わり、あらためて振り返ってみると、あの小さかった甥っ子が本当に成長したなーという気持ちでいっぱいです。
ある日、私が仕事から帰ってくると、甥っ子が毎日の日課である素振りをしていました。
甥っ子は真剣な顔でたくさんの汗をかきながら1本1本全力で振っていました。
毎日の素振りは、チームからの課題ではありませんでした。自分が上手くなりたい・試合で勝ちたいという思いからしていたものです。
自己練習ほど大変なものはないと私は思います。やめることも自分の判断で簡単にできるからです。
真剣に素振りをする甥っ子の姿をみながら、3年間、雪の降る日も、夏の暑い日も、自己練習をやり続けたことを思うと、甥っ子の中にある「強さ」をみたような気がし、感動して泣きそうになりました。
来年には中学生になり、これから思春期や反抗期をむかえ、どんどん大人になっていくと思いますが、少年野球で培ったものを大切にし、思いやりのある誠実な1人の男に育ってほしいと思います。