こんにちは。製造部の森下です。
草木の緑も鮮やかになり、さまざまな生き物たちが活発になる時期になりました。
今年も実家の庭に鳥が巣を作りましたので、前回同様にご紹介させてください。今回巣を作ったのはメジロという鳥です。
体の大きさはスズメと同じほどで、目の周りの白い模様が特徴的です。
どうやらガラスに映った自身を別の個体だと認識し、追い払おうとしているようです。繁殖期に入り、縄張り意識が高くなった鳥によく見られる行動だそうです。
写真では分かり難いですが、雛鳥の体は大分大きくなったものの、くちばしはまだ黄色く、目の周りの模様もぼんやりとしています。あどけない顔つきが可愛らしいです。
繁殖から巣立ちまで約1か月、あっという間でした。
今回は巣が作られた場所が丁度部屋の窓から見える位置だったため、繁殖活動の一部始終をこっそりと観察することができました。貴重で嬉しい経験でした。
この時期は巣立ったばかりの雛鳥が徐々に行動範囲を広げていく頃です。鳥の鳴き声が聞こえたら思いの外近くにいるものなので、皆様もぜひ頭上を見上げてみてください。